P.S.
Vol.17 ForWe1周年。
原点に立ち返るポーチづくり。

この春で、ForWe は1 周年。
これからも、素材を大切にした
ものづくりをしていきたい。
牛革の端材から、新たなアイテムが生まれました。

想いを込めて作ったバッグ。
良い素材を、無駄なく活用したい。

昨年、ブランドデビューと共に製作したバッグ。岡山・倉敷の帆布と、オリジナルで染め上げた牛革を使用した、こだわりと想いの込もったアイテムです。
この春で、ブランドも1周年。「素材を大切にしながら、ものづくりに向き合う」というブランドの原点に立ち返る意味も込めて、かねてから構想していた、バッグの牛革の端材を使った新アイテムの開発に取り掛かりました。

一枚革からパーツを切り出すと、どうしても出てきてしまう端材。

牛の一枚革には、シワや血筋(血管の跡)があります。ブランドによっては、そこを避けてカットするため、多くの端材が生まれてしまっているのが 実情。
ForWeでは、素材を無駄にしないよう、シワも味わいと捉えてできる限りロスを減らしています。それでも、どうしても出てきてしまう端材。そんな小さな端材を活かして、ポーチを製作することに。

工房の作り手さんと
相談しながら。
ものづくりを学びながら。

ForWeのバッグづくりを担っていただいている、蔵前のバッグ工房、リグラボさん。工房を訪れ、革の知識を教えていただきながら、相談を重ねて企画を進めていきます。それは、工房の作り手さんと直接お話しする時間を大切にしたいという、プロデューサー加藤小夏の強い想いから。

コンパクトで、シンプル。
自分が本当に良いと思えるものを。

普段から、持ち物の少ない加藤。自分でも使いたい、本当に良いと思えるものをお届けしたいと、デザインを具体化していきます。コンパクトで、男女を問わず誰でも使いやすい、シンプルなデザイン。素材本来の良さを活かしながら、飾らず、無駄のないプロダクトを目指して。

美しさと、使いやすさ。
使い手目線で、
よりよい形を探っていく。

見た目の美しさだけではなく、使い勝手ももちろん大切。スクエアポーチは、スマートフォンも入ると便利なはず。ラウンドポーチは、カードも入れられるサイズ感にしたい。細かな部分もこだわって、使い手目線の「こうだったらいいな」を形にしていきます。

細部にもこだわって。
心地よく使っていただけますように。

今回のスクエアポーチ、ラウンドポーチ。この2つのポーチには、それぞれにリングと紐の両方が付属しています。使い手の好みや、使うシーンに応じて、それぞれにアレンジして使っていただけたらという、加藤らしい配慮。
毎日が少しでも、より良いものとなっていくようなものづくりを目指すForWe。共感してくださるみなさまのおかげで、1周年を迎えることができました。感謝を胸に、これからもForWeをみなさまと一緒に作っていけますように。